一 あなたはどんな心構えで普段の稽古をしていますか。

・昨日できなかった点の改善、細かな点の注意
・平常心、精神統一、落ち着いた態度
・一本一本を丁寧に射る

 二 現在のあなたの弓道の目標と、それに対して行っていることについてを述べなさい

・弓道を始めてまだ一年も経っていない
・一本一本を丁寧に射る、自分だけではないと思う、今現在の自分の課題を意識
・自分自身に負けない、試合での動揺をなくす為、精神統一し妥協しない、己に厳しく
・終了後今日の自らの射を振り返ってみるようにしている、明日に生かす、日々の蓄積
・これらのことには、まだまだ修練が必要だが、目標として、日々練習に励んでいる

三 足踏みの重要性と留意点について説明しなさい

・足踏みとは射法八節の第一節であり射法の基礎となるものである
・脇正面に向かって射位に立ち足先は的の中心から一直線上になるようにする
・両足の開きは約六十度で開き開き幅は自己の矢尺とする

・足裏を大地と密着させ重心を親指の付け根あたりに置くことが重要である
・左足から開き、一足で開くときは、右足を扇のようにして行う
・二足の場合は左足から開き、その後右足をその場から右に開いていく
・射を行うにあたっての基礎となるものであり胴造りにつながるものである
・したがって決しておろそかにしないことが肝要である

四 射場における危険防止の留意点について説明しなさい

・周囲に人がいないことを確かめ、射手の間隔は百五十センチ以上が必要
・矢取りをする場合は射手の行動を確かめ必ず射場からの合図を確認してから行う
・行射を行う場合には平常心を失わず改まった心で行うことが必要
・射場内の出入り立ち振る舞いなどの礼節を忘れないことが大切であると思う
・射手のみならず道場全体の雰囲気を緩ませる原因となり慎まねばならない

五 会におけるあなたの努力目標について述べなさい

・足踏み、胴造りなどのこれまでの過程で積み重ねられてきたものを生かす
・左右均等縦横十文字の意識で無限の引き分けのように伸び合いたい
・最近は会に入ってきてからすぐに離してしまいたくなってしまう
・したがって心の安定をはかり至誠を尽くすことができるようになりたい
・以上のことが私の会における目標でありこれからの修練で努力して体得したいものです

学科審査ネタ・ポイント集

平成13年度初段

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後輩のためを思い・・・
以前作っていた審査用メモをコピーしてみた・・・
参考資料として一見の価値があるはず・・・
最期に重要なことを書いておいたので
長いですがそちらもお忘れなく・・・

J.Mの裏館 影の囁きへ

平成14年度 無指定 初段 二段

無指定

一 弓道を学んであなたの生活に、良い影響を与えていることについて述べなさい

・集中力がついて勉強がはかどる
・やりがいを感じ人生が楽しくなる
・厳しい練習の中で培われた雰囲気から生活に張りが出る

二 あなたはどんな目標を持って、日ごろの稽古を行っているか述べなさい

・精神的修養  ・自分に厳しく  など・・・

三 射法八節を順序良く書き、そのうちの1つについて説明しなさい

・足踏み・胴造り・弓構え・打起し・引分け・会・離れ・残心(身)
・送り仮名、漢字を間違えないこと
・普通足踏みについて書く(13年三)(∵下手にほかのを書くよりずっとまし)

四 道場内における心得と注意点について述べなさい

・行射において150センチメートル以上の間隔∧周囲無人
・自分の矢尺に適したその場にあった健全な矢
・何よりも気の緩みが恐ろしい

五 弓具の取り扱いについて、@弓、A矢、Bゆがけ、の3つに分けてそれぞれ注意する点について説明しなさい

@弓  ・自己の力量に適した弓使用
     ・傷弓、籐のきれた弓、弓把(本当は弓+巴)が長すぎたり短すぎる弓を使わない
A矢  ・傷がある矢、板付きのない矢、羽目の擦り切れた矢は使わない
     ・場に適した矢、自己<矢づか
Bゆがけ ・ぬらさない、湿気に気をつける
       ・ぎりこをすり込む
       ・光や日は厳禁

初段

一 審査を受けるあなたの目的について述べなさい

・客観的視点、他人に評価してもらう、日ごろの成果をためす

二 現在のあなたの弓道修練の目標と、それに対して行っていることについて述べなさい

・無指定の二もしくは13年に同じ

三 「執弓の姿勢」について説明しなさい

・両足をそろえ正しく立つ
・左手に弓、右手に矢を持ちあたりにもつ
・両肩を静め、背筋を伸ばし、静かに立つ
・矢の延長線は弓の未弭、体の前面中央に二等辺△、未弭は床から10センチ
・弦は体の外に向け握り皮を持つが握らずにはさむ
・目線は4メートル先
・肘は弦内に入れない
・矢は小指と薬指で持ち親指と人差し指を環のようにして射付節を持つ
・両肩は平らでえんそうを保つ
・伏さず反らず固くなく緩くなく従容である自然体⇒体と弓矢が一体

四 危険防止の留意点を弓具面で述べなさい

・無指定の五参照

五 巻藁練習(稽古)の効用と留意点(危険防止を含めて)について説明しなさい

・弓一杖の距離でそれ以上遠くからうたない
・的前に上がる前の人間が使うと良い
・欲を捨てられる(道場の本に書いてあるらしい)
・専用の矢を使い藁の直径は45〜54センチ
・気を緩めないこと
・人が通らないようにすること(おれは過去にこれで3回死にそうになった)
・後ろには畳を設置

二段(注・・私は受かってません)

一 毎日の稽古の中で、あなたが特に努力していることについて述べなさい

・秘密

二 弓道修練の中から学んだことについて述べなさい

・知らず知らずのうちに集中力がついた(嘘)⇒勉強に役立つ
・礼について⇒社会に出たときに役立つ
・「弓は心だ!!」顧問が言う⇒「技術3割心7割」
・「弓はfeelingだ!」ジョーいはく
・俺はこの中から学んだことは何一つない

三 「引分け」の留意点について述べなさい

・打起しから高さをキープして大三(肘、肩は一直)
・手先の力を抜き虎口の中心に力を受ける(矢が的の方向)
・腰を入れ下筋を常に伸ばす(馬手は肘からおろす)
・弦に取らせる(みづからの矢づかで引く=引っ張らない)
・会 縦横(縦+肩) 弓手は中心(なから)押す
・胸は縦とともに自然に開く⇒からだを割り込み呼吸を意識
・手の内胴造り不変の法則を守る
・薬指小指を締める

四 基本体修練の必要性について述べなさい
・究極暗記法;タコスマダって明日幽霊座がホテイ
=たこすつまだってあすたゆうれいざがほてい
・解説 基本の姿勢: 立った姿勢 腰かけた姿勢 すわったしせい 爪立って腰をおろした姿勢
・基本の動作:歩き方 すわり方 立ち方 揖 礼 坐しての回り方 歩行中の回り方 停止体の回り方
・基本体とは基本の姿勢と基本の動作からなる
・自然体を保持(弓道本質を忘れない)
・射と体配は分離されたものではない⇒一貫されて立派⇒品位風格があらわれる
・心の持ちかた、体の整え方、息合い、射法、射技など心・身・体が渾然一体となってこそ社の内容は深く広く弓道の最高目標である真善美を呈するのである
・↑個人的にかっこよくて好き

五 「五重十文字」について説明しなさい

・やってられるか自分でやれ!気がむいたらつくる

最期に

最期の審査を受けなかった理由が知りたい人は
ベストセラーの 「J.Mの弓矢物語」 を参照

受かる可能性が低かったからじゃありません・・・
審査を受ける人は頑張ってください

J.Mの極秘審査情報

かつてのconsultantFteacherの話によれば審査の合否は五人の審査員の○×の個数によって決まるらしい・・・ちなみに○が3つ以上あれば合格・・・学科がよければ術かが多少失敗しても何とかなるともいっていた(80点以上)・・・採点者が時には加点法だったりと採点方法が違うらしいのでたまに会場であたりにはこだわらないとか言う審査員がいるがあれは嘘だ・・・そんな蜂蜜入りひんやり冷やし飴ドリンクよりも甘い話があるか!!(一部引用)あたらなくて受かるのは稀な話・・・で両方ともかなり的の近くか目を見張るような退廃がなくてはいけないと勝手に推測する・・・急まではあたりは重視されない・・・先ほど言ったことと矛盾するが感覚的にそうだと思う・・・またあたりを求める傾向は西部にあるらしい・・・でも無指定であたって落ちたこともあるから確証性は薄いと見られる・・・
余談だがconsultantはたまにミスをおかす・・・誕生日に浜松へ行ったときに学科だと思っていたがレポート提出だったケースがある・・・でもその人は先輩たちの協力をえて見事に合格したそうな・・・めでたしめでたし・・・


ここで終わると思った人はまだまだ甘い・・・蜂蜜・・(略)・・ドリンクよりも甘い・・・わざわざ他人の話を出して終わる俺ではない・・・弦が切れたときの対処をマスターしておけば不安は解消できる・・・
ということで健闘を祈る
なおこのページは関係者以外に広めないでください・・・年に似合わずこどもらしいページなので・・・
200文字以内の質問やファンレターがあれば○○へ・・・